W.A Production「Babylon(バビロン)」は軽い・シンプル・使える・激安を兼ね備えた良ソフトシンセ



軽くてシンプルなめちゃ安ソフトシンセ「Babylon」を買ってみたら意外にもかなりよかったのでレビュー。

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「Babylon」ってどんなシンセ?



EDMやTrap系のサウンドパック、プラグインなどを多くリリースしているW.A Productionのソフトシンセサイザー。

W.A Productionの開発陣は、複数のウィンドウやメニューを使用した複雑なシンセに苦労したのち、長年この「Babylon(バビロン)」のようなシンプルなシンセを作りたいと考えていました。

Babylonはすべての主要なパラメーターを1ページに配置することで、洗練されたシンプルな状態を保ちます。

サウンド面ではさまざまな種類のリード、ベース、パッド、オルガン、キー、FXなど、あらゆる種類の楽器や、数百の波形とプリセットが含まれています。

また、強力なマルチボイスオシレーター、ステレオユニゾンとデチューン、高品質のフィルター、エフェクト、内部モジュレーション・マトリックスを備えています。

ざっくりいうと「シンプルだけどひと通りの機能も搭載したナイスなシンセだぜ!」ってことです。

特徴

  • 1ページのシンセプログラミング 
  • 257の高解像度波形 
  • 2300以上のプリセットサウンド 
  • スケールとマイクロトーナル(微分音)機能 
  • フィルターとエフェクト 
  • マルチボイスオシレーター 
  • モジュレーションマトリックス 
  • FM、RM、AMモジュレーション 
  • 専用のビブラートLFO 
  • スキンとデュアルサイズのインターフェース 
  • フルPDFマニュアルおよびチュートリアルビデオ 

おすすめポイント①:1画面でカンタン操作



起動するとこんな画面が開くわけですが、まさにこの1ページですべてのパラメーターが操作できます。

「ひとつの画面でインターフェイスが収まるシンプルさ」がコンセプトなので凝ったGUIデザインやギミックなどはないけど、そのぶん動作が軽くて使い勝手はかなり良いです。

おすすめポイント②:動作もサクサク

実際に使ってみた感じからすると、負荷はかなり低くとても安定してます。環境を選ばず使えそう。

たとえばSynthMasterなどはわりと動作が重い部類のシンセで、僕の環境だとたまにDAWが落ちたりしてしまう不安定さもあるのですが、Babylonはそんなそぶりもまったくなくて超サクサク。プリセットの切り替えもスイスイです。

本体のダウンロード容量も160MBほどで、近年のソフト音源にしてはかなり軽い省スペースな音源ですね。

動作環境

  • Windows 7以降(32/64ビット)
  • Mac OSX 10.7以降(64ビットのみ)(Logic 9との互換性なし)
  • AAX-ProTools 11以降
特にハイスペックな要求もないので安心して使えますね。

おすすめポイント③:シンプルかつ実用性のあるプリセット

一聴して90年代っぽいサウンドだったり、ゲームっぽいレトロなサウンドも多いんだけど、EDM系が得意なデベロッパーだけあってモダンなサウンドもイケちゃいます。



試しにFuturebass的な曲を作ってみたけど、それっぽいのができました。
ボーカルチョップは別音源だけど、シンセはほぼBabylonのプリセットのみ。ナイス。



こっちもBabylonを多用して作ってます。
CPU負荷めっちゃ軽いし、ノーストレス。

まとめ

値段も安かったのでそこまで期待しないで買ったけど、予想外にめちゃ良かった。これが1500円くらいで買えちゃうのすごい。

Babylon購入ページはこちら

2020/06/21追記:

現在Babylonのソフト本体と3種類のEDM系拡張パックがセットで$9.90(約1,000円)の激安セール中なので絶対こっちのがオススメ。値段バグりすぎ。笑

Babylon+拡張パックバンドル購入ページはこちら

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