「今回はお金払えないんだけど、代わりに〇〇するからさ!」
ものづくりを生業にしてる人はおそらく一度は言われたことがあるであろう呪いの言葉。
あなたはなんて答えますか?
よろこんで引き受けちゃおう
以前「お金は出せないけど、ちゃんと恩返しするから!いろんな人と繋げるから!」っていう呪われた誘い文句で声をかけられたことがあります。
ここだけの話、「これは一番めんどくさいタイプの誘い方だな...」と内心思ってはいたけど(笑)その人とはもともと親交があったので断らず、よろこんで引き受けました。
そして手を抜かずにしっかり音源作って納品したら、めちゃくちゃ感動してくれてそれ以来いろんなプロジェクトで声をかけてくれるすごい良い関係を築くことができました。ベストは尽くすものです。
こんなときは引き受けてもいいかも
・相手を信用できる・金銭以外の充分なリターンが見込める
・実績を作れる
・おもしろそう
自分にとって「ある価値があるか」「メリットがあるか」というだけでなく、単純に「これやりたいな」と思えれば引き受けちゃうのもアリですね。
キッパリ断っちゃおう
それとはまた別件で、面識のない方からメールで「今回はお金を払えないけどうまくいけば次回は予算をたくさん使えるし、次もお願いするのでぜひやってほしい」という旨のお問い合わせをいただいたこともあります。
- 仕事量のわりに納期が短く、報酬もないこと
- 「次は予算がたくさん出るからまたお願いする」という話の根拠がないこと
以上のことから判断してお断りさせていただきました。
もしこのとき無料で引き受けたら次回から本当にきちんと予算をかけてギャラを弾んでくれたかもしれません。でも僕は「この条件ならやらない!」と判断してビシッとかつ丁重に断りました。
こんなときは断ろう
・話の内容がなんかあやしい・相手を信用できない
・自分のメリットがよくわからない
・おもしろくなさそう
いまいちメリットを感じない場合や、無償なのに作業に追われて消耗するばかりになってしまうことが予想される場合は断るのが良さそうですね。
また、なかには「こいつ、ヤバいニオイがプンプンするぜ...!」っていうときもあるので危険を察知して回避していくのも重要です。笑
受けるときも断るときも強気でキッパリ対応するべし
「受けた方がいいの?受けない方がいいの?どっちなのよ?」と思ったかもしれませんが、結局はケースバイケースです。笑いずれの場合にしても、判断するのも、作業するのも自分。
受ける場合はよろこんで「やりましょう!」
断る場合は「その条件ではできません!」
と、ズバッと返答して気持ち良いやりとりをしましょう。
こちらがあやふやな態度をとると相手は「結局やってくれるの?ダメなの?どっち?」となってしまい、その印象を引きずったままその後のやりとりをすることになるので、よろしくないです。(経験者は語る。笑)
おわりに
ギャラのない仕事をやるかどうかの選択権はこちらにあるし、親交がある人だからといって無理してやるものではないけど、一度引き受けたなら手を抜かずにベストを尽くせばいいこともあります。僕自身、今のところは世の中悪い人ばっかりでもないなぁ、と思っています。(でも変な人はいっぱいいますよ...笑)
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