しかし、テクノロジーは常に進歩しているもの。
面倒なやりとりなど一切なくデータを送るだけで人工知能が数分でマスタリングしてくれる上に、無料でお試しもできちゃうサービスがあるんです!
今回はそんな画期的なオンラインマスタリングサービス「LANDR(ランダー)」について、実際に音源を比較しながら紹介していきたいと思います。
そもそもマスタリングってなに??
マスタリングというのは大別すると「音圧を上げたり曲のバランスを整える」「曲間の繋がりや音量・バランス、フェードイン・アウトを調整する」「曲情報を入力する」などに分けられます。
今回の記事でのマスタリングは「音圧を上げたり曲のバランスを整える」にフォーカスしています。ミックスダウンを終えたあとの音源を最終的に音圧を調整したり、聴感上のバランスを整えたりすることですね。
商業レベルでマスタリングを行う場合、有名なスタジオやエンジニアに頼むと1曲何万とかザラです。(高いか安いかは予算やディレクション、費用対効果の問題ではありますが。)
今回の記事でのマスタリングは「音圧を上げたり曲のバランスを整える」にフォーカスしています。ミックスダウンを終えたあとの音源を最終的に音圧を調整したり、聴感上のバランスを整えたりすることですね。
商業レベルでマスタリングを行う場合、有名なスタジオやエンジニアに頼むと1曲何万とかザラです。(高いか安いかは予算やディレクション、費用対効果の問題ではありますが。)
いまや音楽制作が個人レベルで、自宅で、もはやiPhoneとかでも出来るようになってる時代ですから、もう少し気軽にマスタリングできたらいいですよね。
こんなオンラインマスタリングのサービスがこのLANDR(ランダー)。
そこでLANDR(ランダー)でしょ
- 面倒なやりとりなし
- データをポチッと送るだけ
- 無料でお試しマスタリング可能
- 月額6ドルからのサブスクリプション制
こんなオンラインマスタリングのサービスがこのLANDR(ランダー)。
使い方はとってもカンタン。
まずはマスタリング前の音源を用意して、LANDRのページへドラッグ&ドロップでアップロード。
待つこと2〜3分、、
たったこれだけでマスタリング完了!
このプレビュー画面でどんな風になったか試聴ができます。
元の音源がこちら。
完成した音源がこちら。
全体的な音圧は上がり、曲のバランスも良くなってる感じがします!
これはすごい時代になりましたね。。
ダウンロードの仕方
マスタリングしたデータのダウンロードは無料アカウントを作れば可能です。名前とメールアドレスとパスワードのみで登録できるのでとてもカンタンですね。
アカウント登録を済ませると、マスタリングの設定を3種類の中から選べます。
- 音圧低めで繊細な処理の「低」
- 音圧の高い迫力のある処理の「高」
- その中間の「中」
3つからマスタリングを選んで処理できます。
細かな注文や調整こそ出来ませんが、このように人工知能がトラックを解析し曲にあった処理を適切にしてくれるのです。テクノロジーってすごい!
気になる料金プランは?
無料アカウントの場合
MP3(192kbps)中音質マスタリングでの処理が月に2曲まで可能。MP3で192kbpsっていうと、ネットでちょこっと公開するくらいなら良さそうだけど、実際にリリースしたり、ちゃんと高音質で聴いてもらいたい場合には不向きですね。
有料アカウントの場合
月額6ドルからのプランがありますが、一般的にマスタリング後に納品されるデータはWAVなので、月額39ドルのWAV(44.1khz)高音質マスタリングで無制限のプランが良いでしょう。お得な年額プランだと299ドルで高音質マスタリングし放題なので、たくさんマスタリングしまくりたい人にとっては非常にお得です!
LANDR インスタント・オンライン・オーディオ・マスタリング・ソフトウェア
おわりに
いまや音楽制作が個人レベルで自宅でカンタンに出来るようになってきてる時代。気軽にマスタリングできるサービスが重宝される場面は非常に多いと思います。「作った曲をとりあえずLANDRに突っ込んでどんな感じになるか確認してみる」なんて使い方もありですね。
なにはともあれ、まずはお試しあれ。
そこまで高機能ではありませんが、こんなフリーソフトもありますよ。
返信削除(当方ではXPの時代から愛用してます)
GauDio
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se445024.html
全自動でマスタリングしてくれるのは同じですが、音圧の目標値を指定できます。
クリップ(クランプ)しちゃってるデータでもある程度修復してくれる機能もあります。
本来は複数ファイルの音圧を揃えるためのソフトですが、使い方によっては結構使えますよ。