特にドラクエとファイナルファンタジーはすげーやってた。っていう人、たくさんいるはず!
今回はそんなファイナルファンタジーシリーズを手掛けた作曲家・植松伸夫氏について書いていこうと思います。
植松伸夫ってだれ?
言わずと知れた的な人物ではあるんですが、一応ご紹介させていただきます。植松伸夫氏は日本のゲーム音楽作曲家で『ファイナルファンタジーシリーズ』の大半の曲を手掛けています。もはやゲーム音楽界ではレジェンド的な神のような存在です。w
もうひとりのレジェンドであるドラクエの作曲家としても有名なすぎやまこういち氏がオーケストラ音楽(だけではないんだけど)に特化しているのに対して、植松伸夫氏はオーケストラからメタルまで幅広い作風でゲーム音楽界に衝撃を与えたのは間違いありません。
めちゃくちゃロックを感じる
RPGの音楽というとオーケストラ系の曲が多いイメージだけど、FFシリーズってボス戦とかだとロックでかっこいいBGMが流れて子供ながらに「すげーアツいな」っていう印象だったんですよね。これは植松氏にロックのバックグラウンドが色濃くあるからだと思うんだけど、現にThe Black MagesというFFシリーズの曲をプログレ・ハードロックアレンジで演奏するバンドで自身もキーボードを弾いていることからもそれが伺えます。
いや、クッソかっこいい。
なんかもうF1の音楽みたいですよね。笑
完全にメタル。ハイパーかっこいい。惚れた。
ゲーム音楽は思春期の子供に大きな影響を与える
小学生時代とか、まだ音楽を自分でディグったりしてない頃って自然に耳に入ってくる音楽を「好き/好きじゃない」ってフィーリングで感じ取って、そのうち次第に自分がどんな音楽が好きか気づいていくんだと思うんです。
たとえば親や年上の兄姉が好きな音楽から影響を受けたりとか、テレビで流れる音楽に影響を受けたりってのはありがちだけど、実はゲーム音楽からの影響もかなり大きいんじゃないかって思うんだよね。
現に僕はたぶんゲーム音楽の影響で音楽にのめり込んだクチで、ドンキーコングの音楽もそうだけど、やっぱファイナルファンタジーの影響も相当ある気がする。
影響を受けた音楽と、尊敬する作曲家 - ドンキーコング / David Wise - SAKUMAMATATA |
無意識的な部分もあると思うけど、ロックでエキサイティングな曲がカッコイイ!って感じたのは間違いなくこの頃。
そのせいかどうかは分からないけど、小学5年生のときにはMETALLICAをレンタルして聴いてたり、6年生のときには自分のお小遣いで初めて買う洋楽のアルバムにHELLOWEENをチョイスするようなメタルキッズになっていました。笑
ファイナルファンタジーが俺の音楽的趣向をねじ曲げたと言っても過言ではない。
レジェンドだって何かの影響を受けている
音楽は文化の継承であって0からの創造ではないので、いくらレジェンドといえどもなんらかの影響を受けているワケです。よくネット上で言われているのが「Emerson, Lake & Palmer(エマーソンレイク&パーマー)というプログレバンドからの影響が強いのでは?」という説。
こちらがそのEmerson, Lake & Palmer(エマーソンレイク&パーマー)の曲。
あ!これはもしかして、、
こちらはFFVIのラスボス曲「妖星乱舞」。
この曲の1:30〜あたりと、さっきの曲の0:30〜あたりを比較してみると。。
おわかりいただけただろうか?
絶妙な取り入れ方!センスの塊でしかない。
こういうのがパクリじゃなくて「影響を受けてる」っていうんだなぁ。
レジェンド、植松氏。恐れ入ります。
まとめ
いかがだったでしょうか?ゲーム音楽も悪いもんじゃないですよね。っていうか最高ですよね。
この曲のコメント欄で見かけたけど「I grown up with this game(私はこのゲームと共に育った)」って言ってる海外の子もいました。
ゲーム音楽は幼少期の子供にいくばくかの影響を与えるものであることはやはり間違いないけど、これほどの音楽なら文句なしです。
日本だけにとどまらず世界中を魅了するゲームと、その音楽。
これも日本が世界に誇れる素晴らしい文化のひとつと言っても過言ではありません。
なんか久々にFFやりたくなってきた!
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