横須賀のシブいローカル銭湯をめぐる旅が思いのほか楽しい

どうも、自称お風呂マイスターの佐久間です。
もともと温泉やスーパー銭湯などお風呂が大好きなんですが、近頃ハマっているのはローカルな銭湯です。それも思いっきりシブいやつ。

そんなワケでここ最近行った銭湯を何軒か紹介して行こうと思います。

京急大津「宮本温泉」


どうですか、なかなかいい味出てますでしょ。ここのお湯はビリビリとシビレるほどに熱いです。笑

常連さんらしきおじいちゃん達に「これマジでみんな入ってるんですか?」と聞いてみると「いや、熱くて入れねえよ」とのことでした。誰得なんでしょうか。

お湯がクソ熱いのはローカル銭湯あるあるですよね。

浦賀「銀泉浴場」


ちょっとこれじゃ伝わらないかもしれないんだけど、建物を撮ってもボロすぎて何屋なのかもわからないようなレベルだったので看板を撮らせて頂きました。

トイレは汲み取り式のボットン便所で、いざ使おうと思ったらなんか吸い込まれそうで怖くてできませんでした。そしてやはりここもお湯は熱いです。

湯を沸かすボイラーを燃やすための木を、ご主人が木材屋で仕事をしてそこで木っ端を集めて使っているらしいのですが、それはやはりなんとしてもこの銭湯を閉めずに続けていこうという思いからなのでしょう。風呂のお湯の熱さにも負け劣らぬアツい情熱です。

横須賀上町「当たり湯」


ここはもはやプレミア級の老舗です。
創業100年以上の歴史を持つ銭湯だそうで、非常に渋い外観。


瓦屋根と漆喰の塀。歪んでちゃんと閉まらない木の引き戸。

風呂の中もなかなか年季が入っており、シャワーノズルがもぎ取れました
非常に良い感じです。

佐野「斗の湯」


こちらも渋い外観。内装もまた年季が入っていながら、清掃の行き届いたいい雰囲気。

昔ながらの脱衣カゴや、常連さんのシャンプーなども棚に並んでいて、古き良き銭湯の趣。お湯もとても適温で、とっても居心地のいい銭湯でした。

おわりに

いまや各家庭に風呂がある現代において、あまり需要のなくなってしまった銭湯。
横須賀製鉄所・造船所で栄えたころには横須賀の銭湯も多いときは80軒近くあったそうですが、今では20数軒ほどまでに減ってしまったそう。

このご時世に厳しいとは思いますが、こういう建物や商売こそ淘汰されずになんとか残ってほしいものです。

それをサポートするというのは大げさですが、自分のような銭湯にあまり行かない若い世代もローカルな銭湯ライフを楽しむことで語り継いでいければ、という思いがあったりなかったり。

これがまたなかなか楽しいのでみなさんもぜひ行ってみて、銭湯業界を支えてみるってのはどうでしょうか。

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