今までのボーカロイドのイメージを一新するような機能やボーカルを搭載していて、とにかく激ヤバだったので即買いしてしまいました。
実際に作ってみた曲なども交えてレビューしていきます。
VOCALOID5は今までのボーカロイドとなにが違うのか?
音楽制作をする人なら誰もが知っているであろう音声合成ソフト「VOCALOID(ボーカロイド)」。ボーカロイドと聞いてイメージするのは「初音ミク」「アニメキャラ」「ロボットっぽい声」って感じでしょうか。
それが今回「VOCALOID5」にバージョンアップしたことで劇的な変化を遂げました。
いや、これヤバくないすか。
初めてこのデモムービー見たときかなり衝撃的でした。
今までの「キャラっぽい」「ロボットっぽい」かんじのボーカルから一変して、「ボーカリストっぽい」「より自然な歌い回しに近い」ボーカルライブラリになったんですね。
今までボーカロイドにあまり興味がなかった僕ですが、これが購入の決め手となりました。
実際にVOCALOID5を使って曲を作ってみた
これは僕が実際にVOCALOID5を使って作ってみたデモです。
所要時間2〜3時間くらい。
- DAW:Logic Pro X
- ボーカル:Amy(女性ボーカル)/CYBER SONGMAN II(男性ボーカル)
僕自身まったく初めてボーカロイド触ったので設定とか(いわゆる調教ってやつ?)全然わからなかったけど、かなりサクッと作れました。
想像よりもカンタンでビックリ。
VOCALOID Editorの使い方をざっくりと
まずはピアノロールで打ち込んで、歌詞を入力していきます。普通にDAWのピアノロールと、メロダイン的なピッチ修正ツールを合わせたような操作感です。
歌詞に合うように音符を置いていれば、それだけでもけっこう良い感じに。
ベタ打ちでもわりといける声なんですが、やっぱりここは新しい機能を使いましょう。
ピアノロールの下にひょっこり出てきたメニューでビブラートやしゃくり、フォールなどをプリセットから選んでカンタンに変化をつけることができます。
プリセットからボーカルのフレーズを選ぶこともできちゃう。すでに作り込まれてるフレーズも入ってるので、それを並べて曲を作ることはもちろん、ボーカルのフレーズを作る勉強にもなるのでとっても便利。
さらにいろんなエフェクトや歌い回しなど、ボーカルスタイルに変化を加えるプリセットの選択・作成も可能。
おそらく今までボーカロイドにより流暢に歌わせるために行われていた「調教」という行為は、これらの新機能によってかなりカンタンに実現できるようになっていると思います。
さっそくVOCALOID5でFuture Bassっぽい短いデモを作ってみた。曲10分で作ったのにボーカロイドの打ち込みと設定イジるのに30分かかってしまった。笑— さくま氏 (@skmmtt) 2018年7月15日
使用ボイスは↓
チョップ:Kaori
後半メロ:CyberDiva2・Chris pic.twitter.com/AxXNuCp183
これは完全に初めてVOCALO Editorで打ち込んだ瞬間の様子。
プリセットからちょいっと選ぶだけで歌い回しがガラリと変わるのでおもしろくて時間があっという間に過ぎてしまいました。笑
VOCALOID5の購入方法について
現在はボーカロイド公式ショップでのダウンロード販売のみとなっています。VOCALOID5商品一覧 | VOCALOID ( ボーカロイド・ボカロ ) 公式サイト
STANDARDとPREMIUMの2種類の違いは収録しているボーカルライブラリの数。
STANDARDは今回のV5で登場した4人。
PREMIUMは過去に発売されたボーカルライブラリがプラス4つ収録されたセットです。
(ちなみに以前のバージョンのVOCALOID Editorを持ってる方は割引価格で購入できるようなので、お持ちの方は要チェック。)
僕はPREMIUMを買ったんですが、その決め手はCYBER SONGMAN IIとCYBER DIVA IIが使いたかったから。
特にCYBER SONGMAN IIは実際に使っててもかなり調子良いです。おすすめ。
おわりに
ティーザー映像見たときのインパクトはかなり強かったですし、実際使ってみた印象もなかなか上々です。初めて触った僕でもカンタンに曲作りに使えたので、ボカロ初心者にも使いやすい仕様になっていると言えるでしょう。ボーカロイドの今後のさらなる進歩を楽しみにしながら、このVOCALOID5を使った曲を少しずつ作っていきたいと思います。
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