やっぱり俺は音楽でメシが食いたい!
今までハッキリと明言してこなかったけど、ここらでハッキリしておきたい。
「音楽でメシを食っていく」を目標にします。
結局のところ音楽で何がしたいのか?
最近「結局オレは音楽で何がしたいんだろう?」と思うことがあって、よくよく考えてみたんだけど、正直なところその答えを出すこと自体を今まで避けてたというか、あんまり直視せずにのらりくらりとここまでやってきてしまったな、と思ったんです。これまで何度も「さくまくんの目標はなに?今後どういう風にやってくの?」と聞かれたけど、ハッキリ答えられたことはなかった気がする。
音楽のジャンルとかそういうことじゃなくて、そもそも自分が音楽をやる目的がハッキリしていないってのはそこに芯が通ってないまんまやってるってことで、これじゃイカンよな、と思いました。
副業でそこそこにやってくというのではなく、やっぱり音楽でメシが食いたい。
自分の能力でメシが食いたい
メシが食えるくらい稼いでるってことはお金を払ってくれた人にそれだけの価値を提供できてるということだし、自分の能力が世の中の誰かのためになっているってこと。そういうことをもっとやりたいなぁ、とあらためて思うようになりました。今まで依頼対応してきた中で「頼んで本当によかった!次もぜひお願いしたい!」と言ってもらえた経験からそれがどれほど素晴らしいことかは理解しているつもり。
「音楽は職業として成立するぜ」って言いたい
バンドマン減ったとか楽器売れないとかよく言うの、もちろん趣味としての側面もあるけど、音楽をやることに夢が持てなかったり職業として成立しないイメージが強いのも少なからず影響してる気がする。— さくま氏 (@skmmtt) 2018年7月27日
逆に音楽の仕事でもしっかり生活できてるよって話がたくさん出てくれば、志す人も増えると思う。
純粋に演奏を楽しんだり、曲作りを趣味としてたしなむのも、もちろん良いと思います。
ただ「それを仕事にしたいな」と思ったとたん、どうしても「ごく一部の天才しかなれなくて、その中でも生活していけるレベルの人はほんの一握り」みたいな漠然としたイメージが浮かびますよね。
もちろん「誰でもなれる」なんて言えないけど、もし僕のような凡人でもこの目標を達成できたら、他の音楽人にも勇気とか希望みたいなものを少しでも与えられるかなと思うんです。自分自身が先人たちを見てすごく勇気づけられたから。
先輩たちの背中を見て憧れた
こおろぎさん
数年前に「音楽でメシ」をテーマに掲げてブログを書いている人を見かけてすごく衝撃を受けました。音楽でメシが食えるか?やってみます。
こおろぎさんのことを「フリーランスの作・編曲家、ブロガー」として知ってる人は多いと思うけど、今から5年前の2013年時点ではまだ音楽でメシが食えていなかったというのはちょっと意外な感じではないでしょうか。
僕は当時からブログをチェックしていたので、リアルタイムで目標を達成していく様子を見ていて「これはマジでカッケーな...」と感銘を受けておりました。
(一方的に憧れていた感じだったんですが、僕自身も音楽制作をしたりブログで発信したりしていくなかでDTMer会で一緒に鍋を食べたり、オーディオストックのRECでご一緒する機会もあったりしてめちゃうれしかった。。)
今回の記事についてもこおろぎさんをマネするというワケではないのだけど、やっぱりものすごく共感することが多かったので実際すこし影響は受けてるかなと思います。
影山さん
音楽制作やブログ、Twitterを通じて知り合い、DTMer会などでも親しくしていただいてる先輩。「好きなことをして稼ぐ」を始めて30ヶ月経過後の平均収益額と、僕が得たもっと大事なもの
「好きなことをして稼ぐ」をテーマにしている影山さんのブログは文章に人柄がにじみ出ていて、リリカルで人間味のある感じがとても素敵です。
めちゃ可愛いお子さんと奥さん、にゃんこに囲まれて、家族を大切にしながら好きなことを仕事にしている、愛にあふれる音楽家。
実際に影山さんのお宅に遊びに行ったときにそんな様子を自分の目で見て「これはひとつの理想形だな」と思いました。
こうして諸先輩方の背中を見て憧れを抱いた、というのがきっかけのひとつでもあります。
現状把握
現状としては会社員として勤めながら兼業で音楽をやっている状態で、音楽だけでメシは食べられていません。- 会社員としての給料は年収550万円程度
- 音楽での平均月収は7.7万円
また会社での仕事は残業や休日出勤が多く、音楽制作の時間がじゅうぶんに取れないため音楽の仕事にリソースを割けないという大きなデメリットを抱えていますが、ここらへんは自分なりにうまく対策を考えて時間を捻出していきたいと思います。
自由な時間を増やすためにできること:
仕事と好きなことを両立するにはどうしたらいいか本気出して考えてみた | SAKUMAG
1日24時間じゃ足りない?それなら時短家電で自由な時間をもっと増やそう | SAKUMAG
音楽での収入が会社の給料に近い額になれば「音楽でメシ食ってる」と言っても良さそう。かなりハードルは高いけど、とりあえず挑戦していきたい。
キツそうならそんときまた考える。笑
活動・収益報告リスト
SAKUMAG | 活動報告
働きながらブチかます
それなりに背負ってるものがあるのでいきなり仕事辞めるとか、バイトするとかは考えていません。とりあえず当面の目標の「音楽でメシ」のためには働きながらブチかます必要があります。※ブチかますとは「人をアッと言わせたり感動させたり、大きな爪痕を残したりする」という意味で、バンドマンが気合入れるときによく使うとても便利な言葉です。笑
ブチかます作戦①ストック収入の構築
ストック収入、つまり単発の収入じゃなく継続的に発生する収益モデルのこと。今の時代ならメジャーデビューしなくても、メジャーアーティストに曲書かなくてもストック収入や印税を手に入れる方法はあるので、ここを伸ばしていく。
音楽収益
- オーディオストック
- YouTube
- Googleアドセンス
- Amazonアソシエイト
ブチかます作戦②依頼の単価を上げる(フロー収入を増やす)
今まではけっこうお問い合わせがあったらなるべく応えたいと思ってたけど、時間には限りがあるのでこれからは全体的に単価を上げていく予定。基本的には値上げしての対応をするつもりだけど、おもしろそうなもの、やりたいことに関してはお金を気にせずやれる範囲で楽しんでやりたいと思う。
ブチかます作戦③作家コンペを狙う
某作家事務所に所属してる友達が「一緒にチーム組んでやろう!」と誘ってくれたので、このチャンスを射止めたいところ。エレクトロとかトラップとか、自分の得意なジャンルを狙って行こうと思ってます。おわりに
とりあえず当面はこんな感じでやっていく予定。やっていくうちにどんどん考え方とか方向性とかは変わっていくかもだけど、常にそのとき自分が「これだ」と思うことをやっていくつもり。
音楽を楽しみつつ、しっかりブチかましていきます。
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