iMacを新調してメモリを自分で増設したので忘備録として。
AppleストアやオンラインでiMacを購入するときはメモリを最小スペックにしておいて、必要なぶん自分でメモリを買った方が安いし、あとから増設するのもすごくカンタンなのでオススメです。
メモリ選びについて
自分で選ぼうとするといろんな種類があって迷いがちなメモリ。僕もかつて間違って対応していないものを買ってしまった残念な経験があるので、ここでは確実に使えるものをいくつかピックアップしておきます。
メモリの仕様
- PC4-2400 (19200)
- バッファなし
- パリティなし
- 260 ピン
(Apple公式サポートを参照)
- 2400 MHz DDR4 SDRAM
同じiMac 5Kでも21インチのマシンだと自分で増設できないんですよね。
なので簡単にメモリ増設できるのは27インチの特権。ナイス。
iRam(アイラム)
Macには「iRamのメモリが相性が良いぞ」とよく言われています。
商品タイトルにもiMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)って書いてあるしどう見ても対応してる感まる出しなので安心ですね。
Crucial(クルーシャル)
僕が今回買ったのはこのCrucialの32GB Kit(16GB×2枚セット)、
Amazonをパッと見るとiRamの方がレビューが多く見えますが、実はアメリカ本国のAmazon.comのレビューを含めるとこちらのCrucialのメモリの方が圧倒的にレビュー数も多くて高評価なんです。(ほとんどみんなiMac 5K 27inchに増設してる模様)
僕自身、今まで歴代4台のMacでメモリ増設するのにiRamもCrucialも使ったけどどちらも問題なく快適に使えてるし、今回買ったこのメモリももちろんバッチリ使えてます。
付け加えるならiRamよりCrucialのほうが安いんだよね。笑
Crucialはフラッシュストレージやメモリを専門に作ってる米国のメーカーで、同社の製品はSSDも使ってるけどいずれも良い製品なので安心して使えるメーカーだと信頼してるのでこちらを選びました。
ここはメモリもSSDも安いのにイケてるので超オススメ。
1TBのSSDが
2020/10/26追記 メモリもSSDもめちゃくちゃ安くなりました
記事を書いた2018年当時はメモリは16GB×2で4万円、SSD 1TBで3万円はしましたが、今やメモリもSSDも16GB×2は1万円ちょいで買えますね。まったくもって最高の世の中になってきている👏
メモリは何GB積む?
iMac 5K Retina 27インチの標準メモリは4GB×2枚で8GB。
メモリスロットは4つなので、標準状態ならあと2枚追加できます。
僕は今回ここに16GBを2枚追加して40GBに増設しました。
とりあえずこれだけあれば足りると思うし、もし足りなければあとからまた追加すればいいだろうってことで。
控えめ24GBプラン(8000円)
「メモリ8GBはちょっと少ないけど、40GBも必要ないなぁ」って場合は16GBを1枚増設すれば24GBになるし、たったの8000円で済んじゃいます。純正メモリ16GBでも2万円するのでこの時点で既にかなりお得。
てんこ盛り64GBプラン(3万円)
iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017) はメモリ最大64GBまで対応してるので、もしMAX盛り盛りにしたければ16GBのメモリを4枚に換装すればバッチリ。純正メモリで64GBを選択すると10万円だけど、自分で16GB×2の32GBセットを2つ買って換装すればたったの3万円で済むのでめちゃくちゃお財布にも優しい。ナイス。
もちろんiRamやCrucialのメモリ以外でもOKです。
ただし所定の要件をきちんと満たしていないメモリでは使用できないので詳しい人以外は上記のiRamかCrucialのいずれかを選ぶのがベター。
とってもカンタンなメモリ増設の仕方
さて、それじゃあ増設をやり方を解説していきます。①準備
まず電源はオフにして、電源ケーブルも抜いておきます🔌本体背面にメモリスロットがあるため、作業しやすいように本体を寝かせます。
液晶に傷が付かないように、平らな床やテーブルの上に布団などのクッションを敷いてその上に本体を置きます。
②スロットカバーを開ける
電源ケーブル差込口のすぐ上あたりに小さいボタンがあるので、これを押し込むことでスロットカバーを開けることができます。
Apple公式のガイドラインには指で押している図が載ってるんだけど、どうやっても指だけではカバーを開けられません。マヂむり...リスカしよ...
先が丸くて表面に傷をつけてしまわないような棒状のものでボタンを押し込むと良い感じです。
スロットカバーが外れると、こんな感じ。
いよいよメモリを挿入していきますよ。
③空きスロットにメモリを差し込む
まずは両脇にあるレバーを起こすとメモリスロットがビヨーンと出てきます。びよーん。
この状態で空いてるスロットにメモリを差し込みましょう。
ちなみにメモリの端子部分を素手で持ってしまうと静電気でオシャカになってしまう可能性があるためこの部分は絶対に触らないこと。
グサッと。
メモリの向きは入るようにしか入らないので、もしうまく差し込めなかったら向きを変えて差し込み直せばOK。無理にブチ込もうとしないように。
スロットレバーを押し込んで、カバーを閉じれば作業は完了。
④Macを立ち上げて確認
電源ケーブルを接続してMacを立ち上げたら、画面左上のりんごマーク🍎をクリックして「このMacについて」を開きます。
ちゃんとメモリ増設分が反映されていれば増設は成功です。
これでメモリを40GBに増設できたのがバッチリ確認できました!やったぜ!
ここまで文章で書くとちょっと手順が多いように見えるかもしれないけど、実際の作業時間は5分もかからないくらい超カンタンです。笑
トラブルシュート
基本的には説明に従って作業すれば99%失敗しないのでそこまで身構えなくても大丈夫なんだけど、もしも失敗してしまった場合やうまくいかなかった場合の対処法。メモリが認識されない
増設したメモリがきちんと差し込まれていない可能性があります。もう一度手順①に戻って確認した方が吉。
もしも万が一メモリ端子部を触って静電気でオシャカになってしまっていた場合は、残念ながらもう使うことはできないので新しいものを買い直しましょう。。
(言うほどデリケートなものでもないので気を付けてればそんなことまずめったにないですけどね。笑)
Macが立ち上がらない場合
もともと挿さっていたメモリも挿しこみが緩んでいる可能性があります。これももう一度手順①に戻って確認した方が吉。
そもそも買うメモリを間違えてしまった
アホっぽいけど意外とやりがちなパターンなので要注意。僕も数年前に初めてiMacのメモリ増設をしたときは増設方法を解説してるブログを見て同じようにチャレンジしたんだけど、その記事に書いてあるメモリよりもっと安いものを探そうとして別のものを買ったら規格が違うタイプのものをうっかり買ってしまって、ションボリしながらヤフオクに出したことがあります。笑
この場合は買い直しが発生してしまうし、間違えて購入したメモリの処理も発生するのでとてもめんどくさいです。笑
ここを見ているみなさまには同じ轍を踏んでほしくないので、冒頭でメモリ選びについてがっつり書いた次第です。
おわりに
メモリ増設はMacカスタマイズの中でもかなり気軽にできるもので、かつiMac 5Kであれば特にカンタンなので、気になっている人はこれを機に是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?いやー、しかし新しいMac調子良い!
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